ミステリーな森の生活

洋書他種々雑多なミステリーについて語ります。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

月神(葉室 麟)

葉室麟の「月神」を読んだ。 月の章と神の章に分かれている。 最初に、月形潔が、北海道に監獄を建てるため、船で赴任するところから始まる。 その中で従兄で、尊王攘夷運動に命をかけた月形千蔵の物語が月の章となる。そして、神の章で、また、月形潔の、北…

THE WORD IS MURDER(ANTHONY HOROWITZ)

シャーロック・ホームズの続きを書くANTHONY HOROWITZの「THE WORD IS MURDER」を読んだ。 少年少女向けの本や、007の脚本を書いたり、忙しい著者だが、この作品も、ユニークさでは、負けない。 英語は、平易で、わかりやすいのだが、その設定の違和感につい…

赤毛の司天台(新田次郎)

新田次郎の作品としては、マイナーかも知れない。 だが、傑作短編集と言ってよいだろう。 特に、新田次郎のもう一つの専門分野である気象と歴史の関わりに着眼した表題作の「赤毛の司天台」は、面白い。日本の気象予報の先駆けの話なのだ。天文を専門にして…